カードケース作りワークショップの様子(7)

いよいよ最終日、3日目。

昨日、二つに切り分けるところまで終えていましたが、今日は蝶番を接着して軸の穴をあけて、そして
キャッチの引っかかり材を接着し、キャッチをセットしてピンの穴をあけて・・・とまだたくさん行程
が残っています。

私は朝から機械のセットやパーツ作りをしていて、だんだん写真がおろそかになってしまいました。

・・・という訳ですみません、すこし工程が飛び飛びになってしまいます。
蝶番を作っている写真も取り忘れました。

二つ割をして蝶番が付いた状態です。



ルーターに蝶番やキャッチ軸の穴あけ用に持って行った2.6ミリのビットを装着して
穴開けの準備をします。
軸にはステンレスのピンを使います。2,6ミリ長さ10ミリのピンです。
私の工房のルーターは(これを説明するのは少し難しいのですが)同じルータービットで
刃先の角度を変えるとサイズの違う穴があきます。
(たぶん、ルーターヘッドが少しぶれているからだと思いますが・・・・)
それを利用してちょうど良いきつさの穴をあけることが出来ます。

このルーターはそれを確かめる事が出来ませんでした。



セットして穴をあけます。



このように本体とパーツを同時に穴あけしますので隙間が出来ることはありません。

このあと、軸の穴の周囲を少し丸くします。
その辺りの行程も撮ってありませんでした。もうだいぶ疲れているようです(私が)。

この写真は自分の工房で撮ったものです。
こんな感じになります。



回転するように穴の周りを丸くします。



そしてこの後はキャッチをセットしてルーターで穴あけをするのですが、先ほどのパーツが
どのようにキャッチになるかをやはり工房で撮った写真で説明します。

まず並べてマスキングテープで貼り合わせをして、ルーター加工した角を丸くします。



そして引っかかりの溝を切って(写真がなくてすみません。昇降盤で溝切りをします)
2個に切り分けます。



そして再度並べてマスキングテープで貼り合わせ、切った方をルーターで丸くして一応完成。



自分の工房ですとパッパッと出来るのですが、ここでは機械も道具も違うのでなかなかはかどりません。

出来たキャッチはそれぞれの本体に合わせながら調整して、最後の穴あけをします。
この頃はすでに夕方5時頃で、生徒さん達も私ももう真剣。
なんとか「カチッ」という「Click Sound」が出る状態にまでしたくてひたすらやっています・・・。



これも自分の工房での写真ですが、このようにキャッチを本体にセットして穴あけをします。
この時のピンの穴はルータービットを角度調整して、蝶番の軸穴よりもすこしゆるめにします。
(この写真を撮ったときはなかなか穴が大きくならず、ビットをこんなに出して装着しています)

・・・ですが、ここではその調整が出来ませんでしたので、少しピンをつぶして細くしました。

みんな無言で作っています。









そして何とか皆それぞれパチンという音が出てキャッチが閉じるという段階まで出来ました!!
完成は各自自分の工房でするということにして、木工教室は無事終了!!

私も、ヘイッキも写真を撮ることを忘れて作業をしていたので、この時点での皆さんの作品写真が
全くありません。(後になって撮っていないことが分かったという感じでもありました。)
大変ではありましたが楽しかった3日間のカードケース作りでした。
みなさん楽しんで下さったようでした。
この教室が始まる前は、どうやってこんな小さなパーツを作るのかと皆思っていたようですが
実際にやって見ると「出来る!」ということが分かった様子でした。
いつも思うのですが、私の仕事は「機械を注意深く使う」というだけですから、誰にでも出来ます。
マスキングテープで貼り合わせたり、治具で加工材を押さえたり、ルーターで穴あけ、溝掘りをする
というだけです。
多分、私自身にしか分からない(いちおう長くやっていますので)加工の感覚というものや、材料の
選び方、扱い方などがどこかにはあるのだと思いますが、基本的に機械を扱う「技術」であり、決して
「技」ではありません。
・・・と書いて、「いや、そうはいってもやっぱり技のようなものもあるかな」とふと思いました。
そんな話はまたいずれ。


最後に集合写真を撮って(この時に作ったカードケースをそれぞれ持ってもらうべきでした・・・)終了!
そして「打ち上げ会」をして頂きました。





以上が今回のカードケース作り木工教室の様子です。

お疲れ様でした!!

<丹野 則雄>








 


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最後に更新した日:2017/05/25

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